麦飯石(ばくはんせき)は濃飛流紋岩を貫いて、岩脈あるいは小岩株をなしているとされています。麦飯石は加茂郡白川町黒川地区においても、限られた場所にしか存在しません。
麦飯石は、炭酸化作用をうけており、麦飯石の出るところから100メートルも離れれば似ているが、違う石になります。
昭和34年、石薬研究家であった益富壽之助博士によって発見され、岐阜薬科大学大野武男先生をはじめ研究され、新たに土壌活性剤として「麦飯活土」を平成18年に開発しました。
岐阜県加茂郡白川町黒川産の炭酸化作用を受けた花崗斑岩を麦飯石と認定し、おいしい水をつくる石として推奨されていました、益富博士が同定された白川町黒川の花崗斑岩という岩石は、花崗岩や花崗閃緑岩と同じような成分を持つ半深成岩の一種です。
麦飯石は、中国では古来、漢方薬の材料として重用されてきました。麦飯石の主成分は、ケイ酸と酸化アルミニウムで、組成は石英斑岩に似ています。最大の特徴は、多孔質で表面積が大きく※、水に入れるとイオン反応を活発にすること。イオン反応が活発になると、土や水の活性化を促進し、触媒機能を発揮しやすくなります。
(※83,000の孔/㎠、表面積3.67㎠/g)
体において水分の占める割合は大変大きいもの。最近では、健康を維持し、細胞を活性化することに関わる「ミネラル(微量成分)」が脚光をあびつつあります。麦飯石は水中のミネラルバランスを整えてくれます。
高知大学農学部 教授農学博士 石川勝美
化学肥料や農薬を多く使用しますと、植物の根の働きを弱めたり、また土壌微生物にとってもダメージが大きくなります。土壌を活性化させる方法としては、これまでにも土壌改良剤の利用などがありますが、地力の維持・回復に結びつくことが難しい現状です。
「麦飯活土」は、麦飯石の優れた機能を有する農業用土壌活性剤です。「麦飯活土」を混入することで、天然の多くのミネラル作用により土壌環境の改善を図られるとともに、高品質農産物の生産が可能となります。
是非、お試しください!